FXは、非常に注目を集めている金融商品ですが、
金融商品には、その他にも様々なものがあります。
それでは、なぜ、FXが、特に注目を集めているのでしょうか?
それは、 株式、先物取引、外貨預金、外貨建てMMF・・・などに比べて、
FXには、
「少ない額の証拠金を預け入れるだけで、大きな金額を動かす取引ができる」
という特徴があるからです。
つまり、これは、言い換えれば、
「証拠金が少なくても、取引を開始できる」ということになります。
株式取引ならば、
1つの銘柄を売買するのに数十万円という資金を用意しなければなりませんが、
FXならば、
1万円から取引が開始できるFX業者もあります。
また、「24時間取引ができる」ということも、
FXの魅力の一つです。
外国為替の取引は、世界中の外国為替市場で行われています。
外国為替の取引は、どこか特定の場所に人が集まって、
取引をするという方法では行われていません。
つまり、市場の開いている時間は、時差により、世界の主要な都市ごとにずれているため、
結果として、24時間、世界中のどこかの市場が開いているということになります。
したがって、例えば、昼間はサラリーマンをやっていて、
夜しか、FXができないという人でも、
簡単に挑戦できるのが、FXなのです。
ただ、現在、FX以外で何か投資を行っているなら、、
それを全て止めて、FXに注ぎ込むというのは、考えものです。
分散投資、リスクの回避という観点からも、
複数の投資をパラレルに行っていくことは、メリットがあります。
FX会社は、利用者に損失が生じた場合、
その損失が拡大しないよう、
マージンコールやロスカットという仕組みを用意しています。
したがって、利用者の側も、
マージンコールやロスカットを受けないよう、
安全圏の範囲内で取引をすることを、心がける必要があります。
ここで、マージンコールとは、
追加の証拠金(追い証とも言います)の要求のことです。
FXの口座に預け入れている証拠金から、含み損を引いた残りの金額が、
一定の割合以下となった場合、FX会社から
「もう少し証拠金を追加するか、持っているポジションの一部を決済するかして、
損失に耐えられるようにしてください」との注意喚起があります。「
ここでいう「一定の割合」は、FX会社によって異なりますが、
証拠金の50%というところが多いです。
一方、ロスカットとは、
利用者の証拠金維持率が、ある数値より下回った場合に、
FX会社によって、強制的に、
持っているポジションの決済が行われるということです。
ロスカットを受けた経歴があると、
そのFX会社を続けて利用することが難しくなったり、
他のFX会社にも警戒されるという話があるようです。
ロスカットされてしまう人の多くは、
レバレッジを高くし過ぎている傾向があります。
一般には、5倍くらいまでのレバレッジならば、
ロスカットに遭う確率も低いと言われているので、
そのくらいに抑えるよう、レバレッジの設定には注意した方がいいです。
FXの一番の魅力とは何でしょう?
それは、「預け入れた証拠金よりも、大きな金額の取引ができる」こと
ではないでしょうか。
これを別の言葉で言い換えれば、
「元手が少なくても、取引が開始できる」ということ
に他なりません。
前にも述べましたが、レバレッジは「てこ」という意味です。
てこを使えば、小さな力をかけただけで、
大きな力を生み出すことができます。
FXには、レバレッジというシステムがあるおかげで、
小さな為替変動でも大きな利益を出すことができ、
少ない証拠金でも、大きな金額の取引ができます。
例えば、レバレッジを100倍に設定すると、証拠金が1万円の場合、
「証拠金10,000 円×100 倍=1,000,000 円」となり、
1 万円の証拠金で100 万円分の取引を行うことができます。
したがって、1ドル=100円で米ドルを購入をした場合、
「1,000,000 円÷100 円=10,000 ドル」となり、
購入した米ドルは、1万ドルになります。
その後、1 ドル=110 円になった場合には、
「10,000 ドル×110 円=1,100,000 円」となり、
つまり、10 万円の利益を得られることになります。
このように、儲かっている場合はいいのですが、
逆に損をしている場合にも、同じ倍率(レバレッジ)が適用されます。
たとえば1ドルが90円になった、といった場合には、10万円の損失をこうむってしまいます。
ただし、1 ドル=90 円になった場合には、
「10,000 ドル×90 円=900,000 円」となり、
つまり、10万円の損失となり、
証拠金の1万円は吹っ飛び、9万円の借金となります。
このことからも、FXについは、基礎をしっかりと理解してなければ、
FXで損失を被りかねない、
そして、高いレバレッジには、FXに慣れてから挑戦すべきである
ということが、わかっていただけると思います。
なお、現在、日本では、
レバレッジつについて、規制が敷かれており、
日本のFX会社で取引する限り、
レバレッジは、最大25倍となっています。
また、FX会社では、通常、
自動ロスカット(強制ロスカット)のシステムが設けられています。
つまり、損失額が証拠金の額を上まわる前に、
強制的にポジションを決済してしまう仕組みになっており、
投資家を保護するようになっています。
FXが、日本で始まった頃、
「FXは投資初心者向けではない」と言われていました。
その理由の一つは、
その頃は、既に株など投資経験のある人がFXに参入するケースが多く、
「素人がいきなりFXをやっても、ベテランの投資家に太刀打ちできない」と
言うものでした。
そして、株などの投資経験のある人の中には、
FXの方がメリットが大きいと感じ、
株からFXに転向するという人も多く現れました。
それでは、FXにあって、株にないメリットって、
一体なんでしょうか?
それは、
「資金が少なくても、取引ができる」
「24時間、いつでも取引ができる」
などが挙げられます。
株の場合、
株を売買するのに、大きな資金が必要となります。
例えば、初心者が株を始めるには、
資金として300万円程度は用意しておく必要があります。
これに対して、
FXの場合は、1万円程度から始められるので、
初心者にとっては、うれしい魅力です。
また、FXの場合、24時間、取引ができるのは、
例えば、専業トレーダーにとっては、
儲けるチャンスが増える分、株よりもお得です。
また、昼間働いているサラリーマンなどにとっても、
夜、直接、取引に参加できると言うことは、
願ってもないチャンスです。
ただし、株取引にもメリットはあります。
FXに比べて、値動きの予想がしやすいことも多く、
株には信用取引でもレバレッジは3倍までなので、
損失を出しても巨額にのぼることが少ない、といった点などです。
FX以外にも、
外貨を扱う金融商品はいくつかあります。
その中でも、一番ポピュラーなのが、
外貨預金ではないでしょうか。
それでは、FXと外貨預金の違いは何でしょう?
外貨預金の特徴は、文字通り、「預金」であることです。
そのため、外貨預金の場合は、為替レートが0円ならない限り、
預金額が0になると言うことはあり得ません。
為替レートが0円になると言うことは、
その国の経済が破綻したと言うことであり、
この様なことは滅多に起こることはありません。
したがって、外貨預金の場合、
預金したお金を全て失うと言うことは
ほとんどあり得ません。
しかし、FXの場合は、外貨預金の場合と異なり、
証拠金を預け入れて、それを元手に取引をします。
しかも、証拠金にレバレッジをかけることで、
大きな資金を動かす取引ができます。
でも、この場合、利益が出れば、
大きな額を手に入れることができますが、
喪失が出れば、大きな額をいっぺんで失うことになります。
つまり、為替レートの変動の仕方によっては、
預け入れた証拠金が吹っ飛ぶだけでなく、
FX会社に対して、借金を背負う場合も出てくる可能性があります。
したがって、FXは、外貨預金に比較して、
リスクの高い金融商品と言えます。
ただし、FXで、レバレッジを1倍にした場合には、
外貨預金と同等の状態になります。
つまり、為替レートが変動しても、
証拠金がなくなると言うことは、ありません。
しかも、FXの場合、スワップポイント(毎日もらえる利子)が付く場合があり、
その額は、外貨預金の利子と比べるとはるかに得です。
また、FXにおいて、FX会社に支払う手数料は、外貨預金の場合に比べて、
はるかに安いです。
よって、このように考えていくと、
FXの方が外貨預金に比べて得な取引方法だと言えますね。
ただし、レバレッジが1倍のままですと、
FX本来の醍醐味を十分味わっているとは言えないので、
2,3倍程度のレバレッジをかけることは必要です。
そうすれば、
「外貨預金よりもはるかに得!!」ということを実感できるでしょう。